餃子はなぜ「三日月」の形をしているの?餃子の形の由来

餃子というとほとんどの方がイメージするのは、三日月形で皮の縁にひだが作られている形ではないでしょうか?ところで、この餃子の形にはどのような意味があるのでしょうか。ご紹介します。

 

・中国では餃子は縁起のよい食べ物

中国では、餃子は縁起の良い食べ物とされていて、春節(中国の旧正月)やお祝い事の席で食べます。その理由は、餃子の形が中国で昔使われていた「馬蹄銀」という貨幣に似ていることから、食べると財がもたらされるとされていたからです。

餃子を春節に食べるようになったのは、明代になってからと言われていて、餃子の中に銀貨や宝石などを包んで、この餃子に当たった人はその年幸せに過ごせるという運試しのような遊びも行われていたそうです。

また、中国語で餃子の「ジャオズ」という読みが、子が交わる、子を授かることを意味する「交子(ジャオズ)」と発音が同じであることから、子供に恵まれるようにとの願いも込められていると言われています。

 

・餃子の皮にひだを作る理由

餃子を作る時には、皮をひだ状にして包みますが、このひだには2つの役割があります。ひとつは、調理中に餃子の皮が開かないようにするためです。ひだを作ることによって、皮をしっかりとつけて、餡から出る肉汁が外に漏れるのを防いでくれます。

もう一つの役割は、ひだを作ることで皮に伸縮性を持たせることができ、加熱する際の破裂を防ぐことです。餃子を加熱すると餡から水蒸気が発生して、皮の中が膨張します。その時にひだがあることで、余裕が生まれて破裂を防いでくれるのです。

 

・いろいろな餃子の包み方

一般的には、三日月の形に包まれることが多い餃子ですが、包み方を変えると見た目にも味わいにも変化が楽しめます。インターネットで検索すると「帽子型」や「風車型」「ハマグリ型」「扇型」「三方餃子」など、いろいろな包み方が紹介されています。家庭で餃子を手作りする際には、いろいろな形を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

【カリットギョウザ黄金】

「カリットギョウザ黄金」の全身である「ホワイト餃子店」が、名古屋市中川区九重町に餃子専門店としてオープンしたのは1972(昭和47)年。以来50年近くにわたり、たくさんのお客様に味・質の高い「真のギョウザ」を提供し続けています。

 

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