まるで小籠包?!
肉汁たっぷりな餃子に仕上げるゼラチン効果とは?

餃子の美味しさの秘密は、じゅわ~っと溢れ出す旨味たっぷりの肉汁ですよね。今回は、そんな餃子に仕上げるために鍵となるゼラチンの効果について、解説していきます。

 

・そもそもゼラチンとは?

ゼラチンとは、動物の骨や皮などに多く含まれるコラーゲンを、熱を通して抽出したものです。豚肉や鶏肉などの煮込み料理を作った際に、冷ますとプルプルに固まることがありますよね。それがゼラチンの元です。

ゼラチンは、ゼリーやケーキなどのお菓子作りで凝固剤として使われることが多く、ぷるんとした食感や外観に仕上げます。

ゼラチンには、板ゼラチンと粉ゼラチンがありますが、粉末タイプの方がおすすめです。ふやかす手間がかからず、そのまま料理に入れられるので、便利に使えますよ。

 

・ゼラチン効果で餃子がジューシーに仕上がる理由

ジューシーな餃子に仕上がる理由は、ゼラチンにお肉や野菜の旨味を逃がさず、ぎゅっと閉じ込める作用があるからです。

ゼラチンはお肉を柔らかくし、肉汁にとろみをつけて、流れ出るのを防ぎます。さらにその肉汁と野菜からの水分が合わさることで、ひと口食べればじゅわっと肉汁が溢れ出す餃子に仕上がるというわけです。

ゼラチンを加える際は、鶏ガラスープをゼラチンで固めた出汁ゼリーを餡に混ぜ合わせましょう。くちどけが良くなめらかで、冷めても美味しい餃子が出来上がりますよ。

 

 

・料理を美味しくするゼラチン活用法

ゼラチンは餃子だけでなく、他の料理にも活用できます。同じひき肉料理のハンバーグ、チキンカツや唐揚げなどの肉料理に加えれば、旨味やコクがアップし、柔らかくジューシーな仕上がりに。

カレーやシチューなどの煮込み料理なら、コクが出て美味しくなりますし、野菜の炒めものや焼きそばに加えれば、食材の旨味や水分が逃げるのを防ぎ、シャキッとした食感を残せます。

さらに、チャーハンを炒めるときに加えれば、お米がコーティングされて、仕上がりがパラパラになりますし、ご飯を炊くときに混ぜれば、ゼラチンの保水力で、ふっくら炊きあがりますよ。

 

・ひと手間かけて魅惑の餃子を堪能しよう

お菓子作りではお馴染みのゼラチンですが、様々な料理に活用でき、料理を美味しくしてくれるアイテムです。餃子の餡に加えれば、ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、ワンランク上の味わいに仕上がりますよ。餡を混ぜ合わせたら、馴染ませるために少し寝かせておくのもポイントです。ひと手間かけることで、小籠包のように美味しい餃子を堪能できるので、ぜひお試しくださいね。

 

 

【カリットギョウザ黄金】

「カリットギョウザ黄金」の全身である「ホワイト餃子店」が、名古屋市中川区九重町に餃子専門店としてオープンしたのは1972(昭和47)年。以来50年近くにわたり、たくさんのお客様に味・質の高い「真のギョウザ」を提供し続けています。

 

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