餃子はどこの国の食べもの?餃子のルーツと世界の餃子をご紹介!

古くから食されていたとされる餃子は、広く人気のあるメニューです。今や世界の各国で様々なかたちで食べられるようになっています。そこで今回は、餃子のルーツと世界の餃子をご紹介します。

 

・餃子の発祥地はどこ?

餃子の発祥は中国とされており、その歴史は古く、紀元前3000年の古代メソポタミア文明時代まで遡ります。

当時の遺跡から小麦粉の皮に具を包んだ食べ物が見つかっているとのこと。さらに、敦煌の唐代の墳墓からは、副葬品として壺に入った乾燥した餃子が発見されています。

中国では漢の時代(紀元前206年~)に、シルクロードを経て、餃子の原型がインドや中国の全域で発展し、近隣諸国へ広まりました。

その後、明の時代(1368年~)に、正式な名称である「餃子(ジャオズ)」が誕生。これが、現在私たちが身近に食べている餃子の元になっています。

 

 

・世界各地の餃子たち

餃子とは、小麦粉に水を加えて薄く伸ばして作った皮に、肉や魚介類、野菜などで作った餡を包んで、焼く、蒸す、茹でる、揚げるなどした食べ物のことです。

国によって、様々な形や具材の異なる餃子が存在します。ここからは、世界の餃子をご紹介します。

 

・中国(ジャオズ)

本場中国の餃子で、もちもちした食感の水餃子が主流。

 

・モンゴル(ホーショール)

ホーショールはモンゴルの代表的な国民食として人気の揚げ餃子です。羊や牛のひき肉を包んでいます。

 

・イタリア(ラビオリ)

ラビオリは生地の間にひき肉や野菜、チーズなどを挟んだ洋風餃子で、トマトソースやクリームソースをかけていただきます。

 

・インド(サモサ)

サモサはインド料理の軽食として食べられている、スナックのような食感の揚げ餃子。ひき肉やジャガイモなどを薄い皮で三角に包んだものです。

 

・ネパール(モモ)

モモは肉や野菜を小麦粉の皮で巾着状に包んだもので、小籠包のような蒸し餃子。

 

・韓国(マンドゥ)

マンドゥは、肉や豆腐、キムチを皮で包んだもの。調理方法や形はバリエーションに富んでいます。

 

・台湾(鍋貼)

鍋貼は、肉とニラがたっぷり入った焼き餃子です。パリパリの皮の食感がクセになります。

 

 

・ルーツを知るほど奥深い餃子

長い歴史の中で誕生した餃子は、世界共通で好まれている料理です。世界の国々に広まった餃子は、その土地の風土に適した形や食べ方で食されています。機会があれば、気になる国の餃子を食べてみてくださいね。

 

 

【カリットギョウザ黄金】

「カリットギョウザ黄金」の全身である「ホワイト餃子店」が、名古屋市中川区九重町に餃子専門店としてオープンしたのは1972(昭和47)年。以来50年近くにわたり、たくさんのお客様に味・質の高い「真のギョウザ」を提供し続けています。

 

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