博多餃子
博多餃子は、一口餃子とも呼ばれ、一口で食べられるサイズが特徴です。博多餃子は、戦後になって屋台で餃子を提供していたのが始まりといわれています。昭和40年代の最盛期には400軒を超える屋台が立ち並び、餃子を提供するお店が多く、なかには餃子専門店もありました。
一口餃子の定義としては、一口で食べられる大きさということだけが決められていて、それ以外はお店ごとの工夫がされていますが、一般的には皮が薄く、薬味として柚子胡椒を置いているお店が多いということが特徴です。
神戸餃子
神戸餃子は、味噌ダレをつけて食べるのが特徴です。その発祥のお店が、神戸南京町にある昭和26年創業の「元祖ぎょうざ苑」。満州で日本食レストランを営んでいた初代店主が、帰国後に神戸でお店を開いたのが始まりです。その初代店主が酢よりうまいと目をつけたのが中国にはない味噌。
現在、神戸には味噌ダレで餃子を食べさせるお店が多くあり、赤味噌や白味噌、肉や魚のエキス、だし、ハチミツなど店それぞれ工夫を凝らしたオリジナルの味噌ダレが楽しめます。
ふくしま餃子
福島市のご当地餃子であるふくしま餃子の特徴は、円盤餃子です。フライパンの形に沿って丸く並べて焼き上げて、そのままひっくり返すスタイル。その歴史は、昭和28年創業の「満腹」が元祖といわれています。
平成15年に餃子を福島の名物にしようと「ふくしま餃子の会」が発足し、現在は福島市内の14店舗が加盟しています。
津ぎょうざ
三重県津市のご当地餃子である津ぎょうざは、直径15センチの皮を使った巨大な揚げ餃子です。その発祥は1985年頃の学校給食で、子供たちの栄養や満足感を考えて作られたもの。調理員の包む手間を考えて、直径15センチという大きな特注の皮を使ったことで、特徴ある餃子が誕生しました。現在も給食の人気No1メニューです。
【カリットギョウザ黄金】
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